要介護の母の薬の管理について

介護現場⑩

 私の母は69歳なのですが、現在要介護1です。残念ながら認知症が進行しています。また、国の難病認定に指定されている病にかかってしまい、特に目の奥が非常に痛くなることがあります。

 以前から白内障を持っていましたので、家の近くの眼科に通っていましたが、そこでは対応できないとなり、家から片道50kmほど離れた大学病院を紹介していただき、しばらく検査入院とかで頻繁にその大学病院に通った結果確定診断をいただき、現在は自宅療養中です。
 父は健在ですが、介護認定は頂いていないものの、そけいヘルニアであるとかひざなどの関節痛で自分の体を維持するので精一杯です。兄弟は兄がいますが、遠方に暮らしており、親の日々の世話となると期待できません。私は両親の家から車で5分程度のところに住んでおりますので、世話役が自然と私に回ってきております。

 介護認定を頂くまではとにかく大変でした。一番困ったのが薬の管理でした。母は以前から糖尿病も患っておりましたので、何種類もの薬を処方されています。また、父も持病で薬を処方されています。家中薬だらけで仕分けさえままならない状況でした。
 実は私も若い頃からいくつかの病を経験しており、いろんな薬を飲んでおりましたので、薬の取り扱いには少し慣れており、それが今回はじめて役に立ちました。

 しばらくは私が両親の何種類もの薬を整理してやり過ごしておりましたが、それもだんだん大変になりました。

 介護認定を受けて助かったのは、訪問看護に来てもらい、薬を仕分けしてもらえるようになったことです。また、朝・昼・夜と色分けした小さなプラスチックのケースを用意され、それを7つずつ用意されました。その中に一食ごとに飲まなければならない薬を入れるようにしてくださったので、薬の飲み忘れを激減させることができました。

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 ただ、一日中看護師さんに家にいていただくわけにはいきませんので、糖尿病のインシュリンの注射は自力でやる必要があります。しかし、打つ量を間違えていないかの確認はしていただけるので、こちらも安心することができました。

介護認定を受けて気も体も楽になりました

介護現場⑨

私は、田舎に住む親戚の夫婦の介護をしています。その夫婦には子供がなく、家族で介護する人はいません。
 その夫婦は、昔ながらの言い方をすると「本家」にあたり、私たち家族は「分家」です。そのような事情から昔から本家には挨拶に行ったり、何か慶弔ごとなどがあるときは相談にうかがう、という関係が成り立っていたため、本家夫婦の面倒を見るという概念がすっかり抜け落ちていました。

 2,3年前から伯父の行動に問題が見られるようになりました。もともと肺炎を持っているためあまり激しい運動はできなかったのですが、道端で座り込んでしまう姿が目撃されたり、道端ならまだしも一度は線路の中で休憩をしてしまい、たまたま通った本家のご近所の方が助けてくださったということもありました。

 ただ、その話を私が聞かされるようになったのはだいぶん後のことです。ご近所の方も近親者に連絡をとりたかったのでしょうが、私たちもあまり本家のご近所の方とは面識がなかったこともあり、近所のかなり遠縁の親戚のところに連絡があったようで、しばらくはその遠縁の人が気にかけてくださっていました。

 とはいうものの、その方も90歳を超えて寝たきりになっている義理の母の介護をしている方ですし、そもそもその方に面倒をお任せするのでは筋が通りません。私は現在自動車で2時間ほどかかる場所に住んでいますが、本家夫婦の介護に携わることにしました。

 最初は病院の付き添いなど外出が必要なときには田舎に出向き対応をしていましたが、有給休暇がいくらあっても足りない状況となり、介護認定に踏み切ることとしました。ただ、今となってみると介護認定に踏み切るなどという気負った考え方をする必要はまったくなかったと考えています。自力で何とかしなければならないという呪縛のようなものを感じていたのだと思います。介護認定を申請して、要介護1の認定を受けましたが、ケアマネージャーさんを付けていただき、アドバイスを頂きながら、たとえば病院の付き添いもタクシーの手配さえしておけばヘルパーさんに対応いただけますし、今では介護制度を利用してとても楽に対応できるようになりました。

介護してることは誰かに話しましょう、愚痴の言える相手を探しましょう

介護現場⑧

私の場合介護は外でと最初から決めていました、仕事しつつ介護は絶対濡無理ですし。
2週間だけ、どこにも預けられずに(丁度GWでもあって)仕事の間だけ親戚に預かってもらったものの、
夕方引き取りに行って一晩過ごすだけでも本当に辛かったです。肉体的にも、精神的にもです。
閉鎖された空間、家の中で2人きりと言うのはこちらの神経がもちません。

元はと言えば、老人性鬱症状の出た母親が精神科に行き、痴呆(当時はこちらでした)と誤診されて薬を処方され。
飲めば飲むほどおかしくなっていったのが、全ての始まりでした。
GWが終わってやっと病院に連れて行っても、医者は「駄目ですよしっかりしないと」としか言わず、
切れた私が「どこでもいい、入院できる病院を紹介しろ。
彼女も私も殆ど食事もしてない、私は寝てもいないんだ」と叫んでやっと、別の病院を紹介させたのです。

そしてその病院で、前の病院の誤診が明らかになり、入院させて薬を抜くと言う結果になりました。
この時点で私はもう「絶対に家での介護は出来ない」、そう思い知らされていましたので外介護に向かって走り始めたのです。
とは言え、一体誰に相談すれば。正直周囲に介護経験者はその時点ではおらず、相談する相手もいない状況で。
でも病院の帰りにふと、「行政に相談してみよう」何故か頭にそれが浮かんだのでした。

後になってそう考えた自分を本当に褒めてやりたくなったのは事実です、よくぞあの混乱した状態でそれを思いついたものです。
病院の最寄り駅の公衆電話で、自宅の地域の市役所に電話しまして。
ここでも幸運なことに、(後になってわかったのですが)福祉課の大変にベテランの職員さんが、偶然にも電話に出てくれたのです。
この方には、結局介護が終わるまであれこれと相談に乗ってもらいました。ご当人は「話を聞くことしか出来ないんです」と仰ってましたが、話を聞いてくれる相手がいるという事が本当に救いだったのです。

私は性格的に、「介護中なの、母親がアホになった」と平気で言えるタイプなんですが、
介護などのことは口を閉ざしていらっしゃる方が多いようです。
私が介護中だと話を振ると、
「実はうちも」と仰る人も多かったです。もし、知り合いに言えなくて愚痴もこぼせないとしたら、
それはあまりにも苦しいことです。せめて行政の窓口で、愚痴のこぼせる相手を探してはいかがでしょうか。
同じ年代の職員さんだと、結構「私もね」と延々と愚痴に付き合ってくださったりもします。はけ口は本当に、大事なのです。

介護職のダイジェスト

介護現場⑦

介護職は様々な種類がありますが、大別すると老人ホーム、通所介護、訪問介護の3点に分かれます。

順を追って説明していきたいと思います。
老人ホームはいかなる場合においても、介護される側の人である要介護者の生活全般をサポートするのが仕事です。
朝になったら要介護者を起床させる、着替えなどの介助、朝食、昼食、おやつ、夕食などといった食事の時間には準備や配膳、食事を食べさせたりする介助をします。

また、お風呂に入らせる入浴介助やトイレの様を足させる、おむつの交換などと言った排泄介助などもあります。
排泄介助は、一日に何度も行うのですが、これは職員にとって難儀であり、なおかつ骨身を削る仕事であります。
初心者のうちは生殖器などを目にするなど、恥ずかしいと思う感情抵抗があるかもしれませんが、意外とすぐ慣れてしまうものです。
時間が空いている、すなわちレクレーションがある日には、その準備や進行役を仕切ることもあり、一緒に外出をする援助をすることもあり、とにかく多忙です。

続いて、通所介護は別名デイサービスとよばれており、高齢者が遊びに行く場所といった感じの施設であります。
要介護者は日帰りで指定された施設を利用することになります。
介護者は利用者個人の家まで直接迎えに行き、入浴や食事、レクレーションなどを行い、他にもリハビリを行うデイケアというのもあります。
老人ホームの場合、そこが生活の場であるのですが、デイサービスの場合、あたかも遊戯施設のような取扱いをします。
要介護者が明朗快活元気横溢になるよう、要介護者が楽しむのですから職員には明るく元気な性格の人が求められます。

最後の訪問介護は利用者本人の家に足を運び、仕事をなします。仕事内容は、主として介護と家事の2つに分かれています。
身体介護 入浴、排泄、食事などの介護をします。生活援助 掃除や洗濯、調理などの家事がメインとなります。
訪問介護の場合、複数の要介護人を相手にするので、一日に何件もまわりまる上に移動時間は給料が発生しないので大変です。
また、訪問介護の場合、ヘルパーができることが限定されています。さらに要介護者は、介護保険を使って一割負担で介護をしてもらう形となります。
また、このことから介護職は精神的にも肉体的にも疲労する職業であり、老人ともふれあえる豊かな心が求められる高度な職業と言えるでしょう。

介護職の種類と内容

介護現場⑥

高齢社会に突入し、様々な視点から注目されている介護職。一口に介護職といっても、介護に携わる職種や資格には様々なものがあり、内容も多岐に渡ります。そこでここでは、介護職にはどんな種類の職種があるのか、またどんな仕事内容なのかについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

「介護職」と聞いて、一番に思い浮かべる職種と言えば、やはり介護福祉士です。介護福祉士は、介護職の中で唯一国家資格の職種です。介護福祉士は、ケアワーカーとも呼ばれる介護のプロフェッショナルです。介護に関する知識や技術、福祉に対する法律に関わる知識を学び習得して国家試験に合格した人が取得できる資格です。実際に高齢者施設や障がい者施設において施設利用者の生活に関わる援助を行うのが主な仕事となります。実務年数を積んでいくと施設のサービス提供責任者やケアマネージャー等の管理者的立場へもステップアップする事ができて、介護福祉士を持っているだけで給与にも資格手当を付けて貰える事もある等、介護職の中でも一番やりがいのある立場に立てる職種とも言えるかも知れません。

また、介護の現場に欠かす事の出来ない職種としてホームヘルパーかあります。以前はホームヘルパー2級・1級と呼ばれていたこの職種は、現在「介護職員初任者」という名称に変更されており、介護職員初任者研修というものを受講して修了した人がホームヘルパーを名乗る事が出来ます。介護福祉士の様に国家資格ではありませんが、介護の基礎的知識と技術を学び、介護現場の最前線で働くケアワーカーとして介護職に携わる職種です。この資格を取得した人は訪問介護に携わる人が多く、在宅介護が主体になりつつある日本の介護の世界で、介護職員初任者の存在は本当に欠かす事の出来ない存在とも言えるでしょう。

この他にも、病院の看護助手として介護の仕事に携わったり、他の資格を取得していても介護職をしていたり等、様々なケースがあります。ですが、いずれにしても介護職というのは介護を必要としている人々の生活だけでなく、生命維持さえも支える重要な仕事だと言えるのではないでしょうか。そんな介護職について、益々の理解を深めて頂ければ幸いです。

介護の仕事でステップアップしましょう

介護現場③

近年、介護職に就く人も多くいるようです。
特に若者でも、介護の仕事に就職する人も少なくありません。

その理由としては、高齢者の数が増えたことで、介護の仕事も多くあるため、就職や転職もしやすいこともあるようです。
介護職員初任者研修などの資格も、一般的に浸透したことや、手軽に取得することが出来るため、介護の仕事を始める人もいます。
しかし、介護の仕事と言っても、介護度が低いものから、高いものまでいろんな種類があります。

あまり介護職になれていないうちは、比較的介護度が低い利用者がいる仕事を選んでも良いかと思います。
介護度が低いものとしては、デイサービスなどがあります。

このデイサービスは、通所サービスとも呼ばれ、一日その施設で過ごしてもらい、夕方には自宅に帰ってもらうと言うものです。
デイサービスでは、入浴や食事、他の利用者とのレクリエーションなどもあり、折り紙や手芸、カラオケなどを行い、気分をリフレッシュしてもらいます。
ほとんど自宅で過ごすのと変わりませんので、気軽に過ごすことも出来ます。
介護保険を利用して通えることもあり、家人が仕事などで留守な場合に、このようなサービスを利用している人も多いようです。

また、介護の仕事をしっかりとこなしたいと言う人には、特別養護老人ホームなどが良いかも知れません。
この特別養護老人ホームでは、介護度も高い人が多く、そのため、入居者のちょっとした変化も、常に気をつけておかないといけません。
介護の知識や技術も大事ですが、同時に医療の知識も必要となるケースも多く、介護の仕事をしながら、看護学校に通っている学生も少なくありません。
介護の仕事としては、かなりハードになりますが、やりがいはあり、介護の仕事が本当に好きだと言う人には向いている職場です。

いずれの仕事も、実務経験が五年以上で、ケアマネージャーの受験資格が出来ます。
ケアマネージャーとは、介護のスペシャリストであり、介護計画などを立てることを仕事としています。
この介護計画によって、どのようなサービスを受けるかが決まりますので、重要なポジションとも言えるでしょう。

収入も介護職に比べると、かなりアップしますので、ずっと介護の仕事をしたいと言う人は、このケアマネージャーを目指しても良いかと思います。
まず、介護職員初任者研修を取得して、そこから自分に合った職場を探してみてはいかがでしょうか。